【宮城:仙台】天守閣自然公園オートキャンプ場

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2009年05月12日 01:06

2009年春のゴールデンウィークに仙台市内の【天守閣自然公園オートキャンプ場】に行って来ました。
4月下旬頃までは行くことを想定していなかったのですが、ふと「だいぶ暖かくなってきたしキャンプでも行ってみようかな」と思い立って一週間前に電話してみたら、ラッキーなことにキャンセルによって1サイトの空きがあり、すぐに予約できました。

・日時:2009/5/4-15:00~2009/5/5-15:00(一泊+デイキャンプ)
・費用:8000円(サイト宿泊3000円、デイキャンプ1500円、入場料大人1000円×2
          +子供500円×3)
・感想:きれいな秋保温泉に入ることができてのんびりできました。
     子供達は施設内の日本庭園で鯉に餌をあげたり、池で蛙を追いかけたり、
     川原で遊んでいました。

今までのキャンプでは、テントやその他の道具の設営は私が行い、食事の準備はママや他の参加メンバーにお願いしていたのですが、今回は初めて私が食事の準備も含めて全て行うことになりました。
そこで、多少費用がかかっても設備が整っているキャンプ場にいってみようと考えて選択しました。元々このキャンプ場は、秋の芋煮会の会場として三度ほど行った事がある「木の家」と同じ施設内にあるので雰囲気がわかっていましたし、ここならレストランも併設していてイザという場合にはそこで食事もできるかなと思いましたので。


ここは「天守閣自然公園(広場ではなく日本庭園)」「木の家(ロッジ群)」「オートキャンプ場」で構成されていて、HPも分かれているので、それぞれのつながり(関係)が少しわかりづらかったのですが、要するにどこかを利用するために入場料を支払って入場すればどのエリアも見て回ることができます。

秋保温泉は宮城県では有名な温泉地で、木の家のロッジ利用者のための岩風呂、自然公園内の日帰り温泉「市太郎の湯」及び足湯2箇所、オートキャンプ場宿泊者のための露天風呂「鹿乙の湯」が完備されています。
特に「鹿乙の湯」は、昼間は日帰り入浴の人のための「貸切専用露天風呂」として営業している場所を、17:00~22:00の間はオートキャンプ利用者専用に無料開放しているもので立派な温泉です。22時以降は消灯・排湯され、朝は貸切の営業時間が始まるまでの間にシャワーのみ使うことができます。
自然公園内の足湯は園内を散歩している途中にあり、入園者は無料で気軽に入ることができます。また、日帰り温泉「市太郎の湯」の割引券が付いていたので、こちらも帰り際に入りました。屋内1+露天2の構成となっており、外に行くほど湯温が下がっていく感じだったので、熱いお湯の苦手な子供達に付き合ってずっと一番外の露天風呂に入っていました。秋保温泉全体に言えると思うのですが、さほど個性が強いお湯ではないと思います。ですが、まずまず十分にあったまることができました。

今回キャンプの大きなテーマであった食事について、私はこれまでほとんど料理の経験が無く、クッカー等もこのキャンプに合わせて用意したような状態でしたが、手引きを見たりママに聞いたりしながら、子供と一緒に悪戦苦闘してなんとか準備することができたので、無事にレストランのお世話にならずにすみました。
夜:BBQ、シチュー(子供作)、ご飯
朝:フレンチトースト、ベーコンエッグ+ソーセージ、コーンスープ
昼:たらこパスタ
ただし、夕飯の「ご飯」だけは火から鍋を下ろすタイミングを思いっきり誤った結果、大量のおこげを作ってしまいました。
家族みんなで食べられる分くらいは残ったので助かったものの、炊飯が簡単にできるようにと思って、新品で用意してきたユニフレームのライスクッカーに、第一回目の炊飯で鍋底一面に炭化したご飯をこびりつかせて取れなくなってしまったことが大いにショックでした。

温泉以外のキャンプ場の印象としては、
・管理棟からオートキャンプサイトに車で入る所のゲートが電動になっていてびっくりしました。
・トイレや洗面は温泉内にあるので、同様にきれいに管理されています。
・炊事棟もきれいに清掃されていました。朝9時過ぎ頃に管理棟内にあるレストランの従業員(?)
 のお姉さんが、三角コーナーの生ゴミを処分しながらシンクを一つ一つ洗ってくれていました。
・テントサイトはフラットな芝生面が19区画あり、10m×10mの広さで全て電源付きでした。
・我が家はウイングタープなのですが、虫はほとんどいなくて夕食時も全く気になりませんでした。
という感じで、「きれいな設備で子供と一緒に軽くアウトドアの雰囲気を味わいたい」と考えている人には非常に良いのではないかと思います。天守閣自然公園内には多数の花も咲いていましたので、また違う季節に行ってもいいなと感じました。

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